残り3週間!グループで企画をブラッシュアップし、プレグリーティングへ備える


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三井不動産レジデンシャルのCSV活動の一環としてスタートした「U26」プロジェクト。26歳以下の世代が、マンションにおいて将来の日本の社会課題を解決するソリューションとなるコミュニティをつくりだしていくことを目的に活動しています。

今年度のU26メンバーが挑むのは、「単身世帯とコミュニティの未来」。今回、舞台となるのは、三井不動産レジデンシャルが展開する都心型小世帯向け分譲マンション『Park LUXE』シリーズです。

U26メンバーは同マンションにコミュニティを生み出すべく、マンション居住者イベントを企画・実施していきます。去る10月31日に開催されたのは「グループワーク」。

マンション居住者に向けたイベントは1月の開催予定ですが、11月後半には、U26のOBOGをゲストに「プレグリーティング」というロールプレイを行います。

プレグリーティングに向けたラストスパート

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グループワークが開催されたのは、プレグリーティングまでいよいよ1ヶ月を切ったタイミング。

メンバーは今回のグループワークでギアを1段上げ、企画をよりリアルなものへとブラッシュアップをしていかなければいけません。

今回のグループワークでは、それぞれのアイデアを詰めるワークの時間と、イベント開催には欠かせない「接客」を学ぶ講義の時間が設けられました。はじめに、荒さんから今日のグループワークに向けた、心構えが語られます。

「いよいよプレグリーティングまで1ヶ月を切りました。ここからはイベントの内容をしっかりと確定し、クオリティを上げて行くフェーズです。緊張感をもちつつ、パフォーマンスを発揮しなければいけません。実りあるプレグリーティングになるよう、今回も頑張りましょう」

白熱するグループワーク

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今回のグループワークには、荒さんと猪股さんのお二人も参加。

3グループを順番に回り、ディスカッションへ参加しました。それぞれのグループの進捗状況を見つつ、抑えておかなければいけないポイントや、進めていく上でのアドバイスなど適宜伝えていきます。

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チームごとディスカッションする内容も、課題感も異なります。

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日本酒班では「どうしたらお酒を通じて会が盛り上がるのか、コンテンツは何が良いのか」「出身地を起点にどう関係性を作っていくか」などが話し合われていました。

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スムージー班では「スムージー作りをする中で、どのように住民同士の関係をつくるか」「二人一組のグループはどのように決めるか」「アイスブレイクでどこまで関係性をつくれるか」など。

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バルコニー班では「バルコニーをアクティブに使ってもらうためにはどのような物をテーマにすれば良いか」「DIYをするには広くない会場でどう配置をするか」などが議論を呼んでいました。

1時間半のワークの時間もあっと間に終わります。チームごとに今日話した内容と、振り返りを発表。現在地を整理し、次のアクションに落とし込んでいきます。

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日本酒班「大きく2つの議題を話しました。1つはタイムラインの見直し。2つ目は具体的なコンテンツの内容です。我々は利き酒師をお呼びするので、お願いしたいことや、どのような人がいいかを詰める必要があります。そこの整理を行い、講師にどのような役割をしてもらうかなどを考えていきます」

スムージー班「ワークでは具体的なアイスブレイクや、どう住民同士交流を持ってもらうかという具体的な話ができました。私たちの場合料理をする関係上スペースが重要になるので、23日まで会場の使い方も、もう少し詰めていきたいと考えています」

バルコニー班「今回のワークで、テーマを植物・飲食・照明の3つに設定。その中でワークショップをしコミュニケーションを生み出すプログラムを決めました。今後は理想のバルコニーを具体化していく話をもっと詰めていきたいと考えています」

と、それぞれ異なるネクストステップを据えました。

「接客業の極意」からホスピタリティを学べ

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グループワークの後には「接客業の極意」というテーマでホスピタリティに関する講義が行われました。イベントのなかで接客は必須スキル。今回はU26メンバーで、普段から不動産営業として接客を行う加藤白峰さんにレクチャーをお願いしました。

加藤さんからは大きく2つの話を伺いました。1つ目は接客における第一印象の大切さ。2つ目はホスピタリティの大切さです。まずは第一印象についての話を伺います。

「人は第一印象でほとんどのことを判断します。接客においてもこれは同様で、第一印象は何よりも意識しなければいけません。基本的なところでは表情、服装、言葉遣いなどはおさえておきたいところです」

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イベントでは、U26メンバーが直接入居者の方へ接客を行います。そこでの対応はもちろんのこと、最初の受付であったり、席の案内だったり、細かな接客の積み重ねがイベントの印象を大きく左右していきます。その細やかな接客のなかで大切になってくるのがホスピタリティです。

「接客には、マナー、サービス、ホスピタリティといったレイヤーがあります、マナーは最低限のこと。サービスは期待に応えるということ。そしてホスピタリティは相手の期待を越えることです。ホスピタリティのある接客をするために大切なことは、『主語が”私”ではなく、”相手”がどう思うか』。相手を考えてやることがホスピタリティに繋がります」

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ホスピタリティを理解するために、メンバーでケーススタディを行いました。「材料が不足してしまった場合」「来場者が急遽仕事で帰ってしまった場合」といったイベント内で起こりそうな不測の事態をテーマに、ホスピタリティのある対応をディスカッションしました。

メンバーからは「メールで資料や当日の記録などを送る」「その場で何か代わりのものを用意する」「後日別のものをかわりにおくる」「メッセージカードを送る」などのアイデアが出てきます。
「どの意見も正解で、間違いはありません。私がどうすべきかではなく、相手がどうされると嬉しいかで考えられたものはホスピタリティがあるものです。常に相手視点で考える癖をつけるようにしておきましょう」

3ヶ月の成果が試されるとき

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ワーク、講義とも終わった後、3週間後を見据えて荒さんからは以下のコメントをいただきました。

「ディテールはまだまだ詰められますが、基本的な骨子はそろそろ決めなければいけないリミットが近づいています。加藤さんがいい話をしてくれましたが、ホスピタリティの面でも、内容の面でも、居住者の方に良いイベントを届けるために、ここで踏ん張ってほしいと思います」

さまざまなインプットを経て、グリーティングイベントへとアウトプットしていくU26のメンバーたち。

8月末に決まった企画が、約3ヶの時を経ていよいよ1つのかたちになろうとしています。果たしてどのような「プレグリーティング」になるのか。

今後の展開にも、乞うご期待ください!