こんにちは、U26くらし課のクニモトです。
私は、U26の活動以外にも、普段「防災ガール」(http://bosai-girl.com/)としても活動しています。
山ガール、森ガール等ありますが、「防災ガール」です。
皆さんは、30年以内に70%以上の確率で南海トラフ・首都直下大地震が発生するといわれていることをご存じでしょうか?
U26世代にとっては、これから都内に住むという選択肢を持つ人も多く、
私たちが都市の住まいを考える中で、この震災について考える必要があるのでは?と思っています。阪神・淡路大震災では6,000人を超える人が犠牲となったが,要救出者35,000人のうち約8割の27,000人が家族や近隣者により救助されたといわれています。私たちがつくっていきたい「つながり」は防災のひとつになるんです。
私自身も大学院時代に被災した宮城県にて、2年間復興に関わるなかで、
「知っていれば、助かる命があった」
という防災の大切さに気付き、そこで自分が出来ることをはじめようと思い防災ガールとして活動しています。ただ、なんとなく「防災」って聞いても若者世代にとっては小中学校の避難訓練のように誰かが決めたルールで、従って動くだけのつまらないものだったりします。
重要ではあってもなんだかやる気が起きないものではありませんか?
そこで、「防災ガール」では、「防災をもっとオシャレでわかりやすく」をコンセプトに、これからの災害に向けて防災を広めるために、全国・海外にいる20~30代の防災意識高い女性たちで活動をしています。オシャレな防災グッズの開発や、実用的な防災の情報発信、今までにない防災のイベントやワークショップを通して自主的にやりたくなる防災を広めています。
※防災ガールの防災グッズブランドSABOIでは、防災ポーチや持ち歩けるパンプス等があります。(http://bosai-girl.com/2014/02/11/bosai_newbrand/)
※次世代版避難訓練をリクルートグループでも実施しました。
最近だと、Googleの社内スタートアップである「ナイアンティック・ラボ」が開発した位置情報ゲームである『INGRESS』を活用した今までにない世界初の次世代版避難訓練(http://new-hinankunren.strikingly.com/)も企画しています。地域内で起きうる災害について学びながら地域の防災・災害に関する場所を巡るミッションをゲーム上に用意しています。
チーム毎に指定の場所に足を運びミッションクリアを目指すとともに、ゲーム終了後には避難経路や避難場所についてディスカッション・全体で共有することで学びを深めるのが次世代型避難訓練です。
また、全国での防災ムーブメントを起こすべく鈴鹿市ともコラボし、鈴鹿での防災ママ設立の支援をしています。
100%の防災知識を持った3人の人をつくるのではなく、
3%でもいいから防災知識を持った100人をつくっていくことで、
これからの緊急時に自分で考え動ける人を増やしていくため活動しています。
若者が自主的に行いたくなる防災とはなになのか?
もマンションの視点でこれから考えていければと思っています!