1年間の集大成!3つの提案が出揃った「U26最終発表会」


こんばんは!

NeighborsNextU26Project広報の萌です。

1/30に2015年度U26Projectの集大成となる
最終発表会が行われました。

今年の3/30にキックオフイベントが行われてからメンバーの入れ替わりもありながらインプット、アウトプットを繰り返し様々な場所に行き、様々な活動に参加してきました。

そんなことを思い出すと、すごく寂しい気持ちにもなりましたが、会場に集まったメンバーの緊張した面持ちをみると各課をはじめ、メンバーそれぞれのこの日に向けた真剣な想いが伝わってくるようでした。

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まずは、アイスブレイク…?

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まさかのじゃんけんで発表の順番を決め、かなり会場の空気が和みました ♩

 

その雰囲気のまま、トップバッターは3課!

3課の発表は「都会で働きたいけど田舎で暮らしたい!」というU26世代の求める2拠点生活を実現させる「NEZU Base」の提案です。

NEZU Base内にはシェアオフィスや住人の営むカフェもあり、暮らす場と働く場が近くなった設計となっていました◎

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3課の発表に関してはせっきーこと関野香菜ちゃんが教えてくれました。

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萌 ― 3課の提案を簡単に教えてください。

関 ― 3課は二拠点居住というあたらしいライススタイルを実現するためのマンションついての提案をしました。田舎に拠点をもちつつ、都会に出てくる場合に住む場所としてのマンションです。

萌 ― 発表までに大変だったことはある?

関 ― チームメンバーそれぞれに考えがあり、なかなか案がまとまらず苦労しましたが、紆余曲折ありながらも、最終的には「複数の会社で共同で持つシェアハウスor泊まりたい時だけ泊まる場所」としてのマンションのあり方を模索することになりました。

途中まで、どうなるのか不安でしたがなんとか発表するところまで持っていくことが出来て良かったです。

萌 ― 後期を通しての感想をお願いします。

関 ― もう一つ踏み込んだところまでもっていきたかったのでもちろん悔いも残りますが、あたらしいライフスタイルについて果敢に取り組めたと思っています。発表後もたくさんの方から評価して頂き、色んなアドバイスも頂きました!これからの未来の暮らしに必要な考え方であることを感じたので、これからも自分ごととして考え続けていきたいです。

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続いての発表は1課!

一課の発表は「生きがいとつながりのある、健康な暮らし」を実現する提案。

年齢・状況に応じたマンション内での住み替えのシステムを取り入れた「永住型レジデンス」や多世代参加型の管理組合や、学生やママといったそれぞれのコミュニティに適した共用部も用意されており、楽しい暮らしのイメージの広がる提案になっていました!

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1課の発表に関してはあーちゃんこと塚本有里紗ちゃんが教えてくれました

萌 ― 1課の提案を簡単に教えてください

塚 ― 私たち1課が考えたマンションは、自分らしく生きるサルースホームです!サルースとは、健康・幸運・安全を象徴するローマ時代の神様の名前から名付けました。

萌 ― なるほど。どうしてこの提案になったの?

塚 ― メンバーとどのような暮らしがしたいかを話したとき、『楽しく生きたい!』『できるだけ健康でいたい!』という声があがり、『介護が必要になっても、できるだけ自分の力で解決できるようなマンションに住みたい』という想いでこのマンションを考えました。

萌 ― 提案を詰めていくうえで課題はあった?

塚 ― 課題として、U26は『分譲マンション』の提案をすることだったので、難しいこともありました。それでもその中で1課らしい提案ができたと思います。

高齢化となっている現代社会、『介護』と聞くと暗いイメージを抱きやすいですが、私たちの考えたマンションは、あくまでも『自分らしく生きる』を大切にするマンションです!

この提案を形にするまでには、たくさんの方々のお話や助言があり、できたものだと思っています。

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最後の発表は二課!

二課の発表はマンションの不確実な未来に対応する、”未来貯金INC.”の提案。

住民の相談役”プライベートコンサル”と、やりたいことを提案&資金を募ることができる”未来貯金アプリ”からなる”未来貯金INC.”を通じて住民が自立し、支えあいながらより豊かな生活をつくっていく、「みんなが自分ごとに考えるマンション」を作るための未来を見据えた提案でした◎

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二課の発表に関してはまっつんこと松川雄介君が話してくれました。

萌 ― 二課の提案を簡単に教えてください

松 ― 僕たちは未来貯金というテーマから、マンション住人が生活していく上で欠かすことのできない【お金】に対して、アプリ開発とプライベートコンサルという二つの仕組みを軸にソフト面に寄り添った提案をしました。

萌 ― 提案を詰めていく上で苦労したことはあった?

松 ― 提案を詰めていく上で、どこまでの提案が必要なのか。管理費と修繕積立金という現在の仕組みとの差別化をどう設けるのか。そもそも未来貯金とはどういうものなのか。など提案に対する課題はもちろん、チームとしても多忙な人が多くなかなか顔を合わせてのミーティングが出来ないなど様々な課題がありました。

それでも、キュレーターの方に助けてもらいながら、リーダーを中心に少しずつ自分たちの共通の想いを形にし、2課らしい提案になっていくのを感じていました!

萌 ― なるほど!最終を終えての感想はありますか?

松 ― 僕はU26に後期から入り課でもU26でも一番年下な自分だったので、豊富な知識と経験をもつ課のメンバーがグループの一員として受け入れてくれ、いろいろ教えてもらえたのは、この活動における一つ大きな収穫です。

そしてなによりチーム一丸で最終的に取り組めたことを実感できたのが嬉しかったです!

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3つの課の発表が終わり、続いて各賞の発表にです。

まずは仲賞!!

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「ハードとソフト両方の提案をしようという意気込みを感じられた。マンションだけでしょいきれないので、ギブアンドテイクで地域まで拡大していける可能性がある。」という理由から

【1課】が選ばれました。

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続いて猪熊賞!!

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「3つのチームが異なったベクトルの提案で面白かった。目指している住まい感や、未来の暮らしの視点が3者3様でよかった。その中で、建築からは一番遠いけれど、アプリがもっている力を改めて感じた。建物の提案は莫大なお金がかかるのに、暮らしている人しか変わらない。アプリはひとつつくることで全国多くの人の生活を変えいく可能性を感じた。」という理由から

【2課】が選ばれました。

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最後にMFRG賞!!

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「新しい世代の着眼点は参考になった部分も多かった。社会課題を4つにわけて盛り込んで提案してくれていた。分譲と賃貸をどう組み合わせるのか、ちょうど社内でも議論しているところなので、住み替えの具体的なところまでつっこんでくれると業務に落とし込める可能性もあると思う」(石井)

「若い世代の柔らかい頭をそのままアウトプットしてくれたと思う。この課のプレゼンはとても面白かった。死なないと部屋が空かないという点は不思議に思ったが、ずっと同じところに住む=コミュニティを形成するという点には非常に共感した。交流がどのように生まれるかわかるといい。色んな要素を盛り込んで仕組みをつくれるともっとよくなると思った。」(山村)

お二人の評価をうけ【1課】が受賞しました!

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賞をもらう、もらわないという結果は出てしまいましたが、内容も前期より数段に深く、詰まったものになっていたし、メンバー全員がこの発表に向けてギリギリまで頑張ってきた成果は出しきれたと思います。

表彰が終わり、懇親会に移ってからも評価やフィードバックを受けてさらに提案を深めようと話し出してしまうのがU26らしい、メンバーのいいところだなーと改めて思いました。

12615561_1678020679104286_383395836137819277_o発表が終わってほっとしたのか、みんないい笑顔(^^)
さて、U26はこれからどうなるのでしょう…?

私たちメンバーもわかりません(笑)
2/26の修了式で発表されるみたいなので、
このブログを読んでいる皆さんも一緒にドキドキしながら待ってもらえたらと思います!

それでは、また!